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泉美木蘭
2015.3.6 08:43

『新戦争論1』への質問――「攘夷」って?


『新戦争論1』を読んでの質問です。
第5章「妄想戦争について行く恐米ポチ」に、
米国から原爆という大量虐殺を受けたにも関わらず、
敗戦後の占領政策でアメリカに魂を抜かれ、
「親米保守」となってしまった人間たちが描かれています。
彼らのことを、よしりん先生が

『攘夷』を保守していないニセモノの日本人」

と表現されていますが、
この「攘夷」という言葉を私はすっきりと解釈できず、
人にも説明することができません・・・。

むかし教科書で習った『尊王攘夷』という単語は
思い出しますが、鎖国を目指す排外政策、という
イメージです。
これはつまり、「保守=究極は鎖国」という意味
なのでしょうか?

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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